コンビニコピー機・プリントアウトの質を徹底比較

2018-10-19

コンビニのコピー機を誰でも1度は利用したことがあるのではないでしょうか。コンビニのコピー機は、オフィス向け複合機をベースにしつつ、コンビニでの利用を想定した機能を搭載しています。コピーをするだけではなく、写真をプリントアウトしたりFAXを送ることも可能です。

また、コンビニでは少部数をプリントする人が多いので、ファーストコピー(最初の印刷が出力されるまでの時間)が早くできるようになっているのも特徴です。


モノクロコピーの仕上がりを比較

それでは、コンビニ大手3社「ローソン」「セブンイレブン」「ファミリーマート」のマルチコピー機の仕上がりを比較してみましょう。まずは、最も利用する頻度が高い「モノクロコピー」から比較してみます。「セブンイレブン」はやや黄色がかった用紙で、紙質はやや薄く、つるつるしています。

ブラックに艶があり、全体的にはっきりと発色しています。「ローソン」は、白さが際立つ用紙で、紙質にはややざらつきがあります。背景色が消えてしまいがちで、背景が見えにくくなることが多いようです。「ファミリーマート」の用紙は、セブンイレブンと同じくやや黄色がかっています。

見えにくい色はセブンイレブンほどはっきりとは発色しませんが、やわらかく発色します。

カラーコピーの仕上がりを比較

次に、カラーコピーを比較してみましょう。「セブンイレブン」のカラーコピーは、発色が鮮やかでツヤがあります。原本よりも、やや赤みが強く出るのが特徴です。業界初の6色プリントエンジン、カラーマネジメント技術を開発し、ゴールド・シルバーに加えメタリックカラーなどの特殊色を活かしたデザインも可能になっています。

「ローソン」は原本よりもはっきりと色がプリントされます。シャープのフルカラーでプリントされており、用紙にはややざらつきがあります。「ファミリーマート」は原本に近いカラーが出ます。縦と横の線が薄く入りやや粗い印象です。

写真プリントの仕上がりを比較

手軽に写真をプリントアウトできるのも、コンビニコピー機の大きな魅力の1つです。USBメモリなどのメディアに保存したデータを、手軽にプリントできます。こちらも3社比較してみましょう。

「セブンイレブン」の写真印刷は明るくくっきりとしています。カラーコピーと同じく、光輝性の高いメタリックカラーを始めとする高品質の印刷表現が可能になっています。「ローソン」は全体的にやや赤みがかっている印象です。

紙質には少々ざらつきがあります。紙質がつるつるとしており上質な印象を受けるのが「ファミリーマート」です。やや暗く、青が濃いめに出る印象があります。

3社の価格を比較

コピーといえば「1枚10円」という印象を持つ人も多いのではないでしょうか。実際にプリントアウトにかかる金額には3社でどのような違いがあるのか比較してみましょう。まずはセブンイレブンの価格をチェックします。

「セブンイレブン」機種・富士ゼロックスモノクロコピー・10円カラーコピー(B5/A4/B4/A3サイズ)・50円カラーコピー(A3)・80円写真プリント(L判サイズ)・30円写真プリント(2L判サイズ)・80円

という内容になっています。

実は、ローソンとファミリーマートのプリントの値段はセブンイレブンと変わりません。

機種のみ、ローソンとファミリーマートは「シャープMX-3610DS」となっています。

コピー以外に何ができる?

便利なマルチコピー機ですが、コピー・写真印刷の他にはどんなことができるのでしょうか。まずはセブンイレブンの複合機から見ていきましょう。モノクロコピー、フルカラーコピーなどの「コピー」機能、「写真プリント」、専用サイトにアップロードしたデータを印刷できる「ネットプリント」、楽譜や住宅地図を印刷できる「コンテンツプリント」などがあります。

A3まで対応可能な「スキャン」機能、「ファクス」機能はもちろん、レジャーやエンタメ、高速バスなどのチケットも購入できます。便利な電子マネーを購入できる「プリペイドサービス」、各種資格試験の受験申込みや自転車向け保険の加入にも対応しています。

スポーツ振興くじを購入できるのも特徴です。また、コンビニコピー機でできる便利機能の中に「行政サービス」があります。「マイナンバーカード」「住民基本台帳カード」を持っていること、「行政サービス参加自治体に住んでいること」が利用できる条件です。取得できる主な証明書としては

「住民票の写し」があります。最も使用することが多いのではないでしょうか。他にも、住民票記載事項証明書や印鑑登録証明書、各種税証明書はもちろん戸籍証明書、戸籍附票の写しなども取得することができます。取得できる証明書や利用可能時間については市区町村により異なりますので、店舗やホームページ等で確認しておくと良いでしょう。

役所が遠くて出向くまで一苦労、仕事の関係でなかなか行く時間が取れない、という人にとっては特に便利なサービスですよね。どんどん活用していきましょう。また、セブンイレブンでは電子マネー「nanaco(ナナコ)」で支払をすることも可能です。

ローソン・ファミリーマートのマルチコピー機でも、セブンイレブンと同様に「コピー」「写真プリント」「ファクス」等の基本的な機能はすべて利用可能です。

「行政サービス」も利用できます。ファミリーマートでは、タレント・アーティストのブロマイドなども販売しているのも特徴です。


セブンイレブンのマルチコピー機のみでできること

セブンイレブンのマルチコピー機のみでできるのが、「はがき印刷」です。年賀状やお礼状など、何かと送ることが多いのがはがきです。このはがきも、セブンイレブンのコピー機で印刷することができます。

ファミリーマートやローソンのコピー機ではできないので注意しましょう。郵便局で一般的に売られている定型の郵便はがき・備えつけのはがき(切手なし)を利用することが可能です。他の注意点としてはまず、フチなし印刷はできないことが挙げられます。

フチまであるデザインは崩れてしまう可能性があります。また、はがき印刷は住所・宛名などの表書きには対応していませんので、こちらも注意が必要です。

『コピー機とローラーと汚れの関係』

ローソン・ファミリーマートのマルチコピー機のみでできること

便利なファクス機能ですが、海外へファクスが送れるのはローソン・ファミリーマートのマルチコピー機です。セブンイレブンではできないので注意が必要です。また、大判光沢紙に対応しているのもローソン・ファミリーマートです。

光沢紙には写真がきれいに印刷できるので愛用している人も多いのではないでしょうか。L判だけでなく大きいサイズにも印刷したいという人にはおすすめです。L2判・A4の光沢紙にも印刷が可能です。複合機、マルチコピー機というとやや複雑な印象を受けますが、便利な機能が満載なのがコンビニコピー機です。

大量の印刷をするには割高ですが、個人的に少部数を印刷するなら手軽に利用できるのが魅力です。自宅用にコピー機を買おうか悩んでいるという人も、まずはコンビニのマルチコピー機を活用してみてはいかがでしょうか。